高校の卒業式前後から、色んなお店の振袖カタログがたくさん届き始めるようになります。
成人式は来年ではなく再来年なので、とまどってしまう人も多いはず・・・。
みんな、もう今の時期から振袖を見に行ってるのかな?
誰しもが疑問に思いますよね。
ここでは、振袖をレンタルするのに一番ベストな時期をご紹介したいと思います。
実際、振袖を見に行く時期は人それぞれですが、
【 振袖に興味がでてきた=振袖を見に行く時期 】となります。
振袖に全く関心がないのに、振袖を見に行く人はほとんどいませんからね。
友達同士で振袖の話題がでたり、着物が好きなお母様の影響などで関心を持ち始める人がほとんどです。
カタログを見いていると、「この振袖とても素敵」とか「こんな色の振袖試してみたいなぁ~」と好みが出てくれば、いざお下見の時期になります。
でも、ちょっと待ってください!
振袖に関心が出てから見に行くことが、本当に振袖を決めるベストなタイミングなんでしょうか?
近年お下見のはじめる時期は?
10年ぐらい前は、成人式のちょうど1年前の1月頃から振袖の下見をはじめる方が一般的でしたが、
ここ5、6年前からお下見の時期がどんどん前倒しになっていて、今では高校卒業と同時に、振袖のお下見をはじめる方が多くなってきました。
全国規模のチェーン店や地元の振袖専門店など、早い時期から振袖のカタログが自宅に届くようになり、はじめは、「来年じゃなくて、成人式は2年後なのに間違えてるんじゃない?」と感じていてもどんどんたくさん届くようになると、そろそろ見に行かないとダメなのかな?
って思うようになってしまいます。
とはいうものの、成人式はまだ先だしピンとこない?というのが現実。
ですが関心がでる時期は人それぞれ違ってきます。
ということは、関心が出るのが遅かった人は、お下見の時期を逃してしまうことになります。
そうならないためにもお下見をはじめる時期は、高校卒業後から成人式の一年半前の夏休み(8月、9月)頃には動き始めましょう!
ここで単純な疑問がでてくると思います。
「なんでそんなに早い時期から見に行くの?」
では、どうして早くから振袖の下見に行く”理由”をご紹介しましょう。
なんでそんなに早い時期から見に行くの?
成人式は、1月の第2月曜日(成人の日)か前日の日曜日に開催(一部地域除く)するところが多く、着用する振袖は選んだ本人のみがお召しになるわけです。
ではここで、少し考えてみてください。
あなたは振袖をレンタルするといっても着れたら何でもいいわけでもなく、高くてもいいわけではありませんよね?
でもそれは、あなただけではなくみんな同じことを考えているわけです。
ということは、見栄えが良く価格もリーズナブルな振袖から選んでいかれますよね。
早い時期からたくさんの方が、どんどん振袖を決めていってしまうとそういった振袖からなくなっていってしまいます。
成人式は同じ日にあるので、選べる振袖がどんどん減っていきます。
既に仕立てが出来ている振袖は数が増えることがないため、オーダーレンタルは割高になってしまいます。
お得に準備を済ませたい方は、高校を卒業して3月ごろから下見に行くのが一番ベストでしょう!
見にいく時期が早すぎるのも損?
早い方が絶対にお得!レンタル振袖の品数もなくなっちゃう!
とはいうものの、早すぎるのもとっても損です。
どこのお店も成人式に貸し出していますので、遅くとも1月末までの返却となります。
そこからクリーニングや検品を行い、再び2月末ごろ店頭に陳列されます。
早いほうがお得だからといって、3月より前に見にいっても振袖が少ない場合がありますので、要注意です。
適切な時期である3月ごろからが、品数も揃っていて一番選びやすい時期となります。
ピークを過ぎたら、もう良い振袖はない?
見に行く時期が遅くなってしまった人は、自分のサイズで気に入る振袖がないという事があります。
好みの振袖がない場合は、オーダーレンタルといって自分の寸法に仕立てて借りる方法があります。
すでにサイズ別に仕立て上がっている中から振袖を選ぶわけではなく、仕立て前の新しい振袖の中から選べますので選択肢はとても広がります。
また、身長が高い人や低い人など、自分のサイズの振袖が少ない人もオーダーレンタルはおススメです。
誰も袖を通していない新品を一生に一度の成人式で、着用できるってちょっぴり贅沢で、嬉しくなりますよね。
ただし、メリットだけではありません。
仕立て代が入ってくる分、少し料金が高くなってしまう事を頭に入れておきましょう。
素敵な振袖との出合いを求めて、適切な時期に振袖を見に行くよう心がけしましょう。