近年紺色と共に人気がでてきているのが、緑色の振袖です。
深く落ち着いた深緑から、鮮やかなエメラルドグリーンまで幅広く、正統派やモダン風まで色んな着こなしができるのが緑色の振袖になります。
子供すぎず、大人すぎず、様々な表情を見せてくれるので、個性を発揮しやすい色といえるでしょう。
あなたらしい着こなしの参考にしてみてください。
緑色の古典柄振袖
品格ある深緑の正統派古典柄の振袖に、小物で赤の挿し色を使いながら若さと上品さを表現しています。
飾り過ぎずにスッキリしたコーディネートにする事で、古典柄の良さが活かされています。
深緑色の辻が花振袖は、金系の袋帯を合わせることで若々しくなり、辻が花と同じ形をした髪飾りでコーディネートしています。
小物を明るい色にして、大人っぽくなり過ぎないようにするのがポイントです。
光沢感のある紋綸子に手描きの絵羽模様が施された緑の振袖は、振袖の金箔と同じ薄い金系の袋帯を合わせる事で統一感を出しています。
大人っぽい振袖ですが、帯揚げで花のアレンジをしたり、挿し色に赤を多用して、二十歳の大人可愛いを上手に表現しています。
緑色の新古典柄振袖
鮮やかなエメラルドグリーンの新古典柄振袖は、華やかな現代風の雰囲気を活かすコーデを心がけましょう。
振袖にあるグラデーションのベージュと揃えた袋帯合わせて、まとまりと上品さを演出しています。
振袖の色としては珍しい抹茶色の新古典柄を柄にある配色を小物に用いて華やかにコーディネートしています。
袋帯の柄を振袖の柄と同じにする事で統一感を出し、着物らしい可愛さが表現されています。
抑えめの緑色の振袖に綺麗なスカイブルーのグラデーションが入った新古典柄は、可愛くなり過ぎないようにするのがポイントです。
袋帯や髪飾りを派手にせず、全体のバランスを整えた大人可愛いコーディネートに仕上がっています。
緑色のモダン柄振袖
緑に大胆な百合が描かれたモダン柄の振袖は、カッコいいコーディネートを心がけましょう。
紫や黒などを帯や小物に取り入れ、艶やかでまとまりのあるカッコいい着こなしとなっています。
個性的な黄緑色にバラが散りばめられたモダン柄振袖は、地色が薄いので、濃い色の小物でメリハリを付けましょう。
刺繍衿と帯揚げの黒が挿し色としての効果と豪華さを上手く演出しています。
ダークグリーンに同系の色鮮やかな花をあしらったモダン柄の振袖を全体的に明るい印象でまとめています。
白を基調とした小物を取り入れ、若々しさと大人可愛いを表現しています。
緑色のレトロ柄振袖
大正ロマンを感じさせる総柄の振袖は、柄に柄を上手く合わせて雰囲気を作っていきましょう。
小物をあえて振袖用ではない物を使用し、懐かしいけど新しいノスタルジックな印象に仕上げています。
大胆に桜柄を全体にあしらった個性派の振袖は、小物のトーンを落とした着こなしがおススメです。
振袖の柄にある落ち着いたオレンジの小物使いがレトロな印象を演出しています。
モスグリーンのレトロ感あふれる振袖には、縞模様や市松模様の小物がよく似合います。
挿し色に赤を多く取り入れ、全体のバランスを大正ロマン風に仕上げています。
緑色の振袖まとめ
着こなしによって、優雅にも艶やかにもレトロにもなるのが緑色の振袖の特徴です。
個性を発揮しやすい色だからこそ、自分らしいコーディネートを楽しみたいですよね。