成人式の着物、何色の振袖を着ようか悩んだりしてませんか?
普段着る洋服と違うからこそ、意外と悩んでしまいますよね。
カタログやネットを見るとたくさんの振袖があって、だんだん見ていると全部同じように見えたりして
なんかよくわからない!そんな相談をよくお受けします。
そこで今回は、成人式の振袖を選ぶ際に是非知っておきたい色のヒミツをご紹介します。
振袖の選び方って、色々な思いがあったり人それぞれ違いますよね。
「人気の色の振袖を選びたい!」
「友達と違う色の振袖を選びたい!」
「自分に似合う色の振袖を選びたい!」 etc...
同じ色でも濃淡が違うとこれもまた印象がガラッと変わったりするものです。
色の特徴をふまえて、あなたらしい振袖を選びましょう。
正統派かつ若さの象徴である赤色系の振袖
成人式の約35%くらいの方が赤い振袖を着用されています。
『赤が人気の秘密』
先では着る機会が少ない若さの象徴であるともに、神社の鳥居や還暦のお祝いの色であるように、赤は厄除けの意味も持つ事から人気に繋がっています。
正統派で赤色の振袖を希望される方は、たくさんの種類があるいろいろな赤を試着して見比べる事が大切です。
自分に似合う赤をみつけましょう。
アンティークっぽい元気な橙色系の振袖
オレンジ色は赤に比べて、少しやわらかい印象になります。
古典柄だと優雅でアンティークな雰囲気に、現代柄だと明るく元気な雰囲気になります。
赤の顔映りだときつくなってしまう人におススメの色です。
可愛らしく上品さのある桃色系の振袖
数ある色の中で一番可愛い印象になるのが、ピンク色。
ピンクといっても、古典柄と現代柄によって色が異なります。
古典柄だと薄めのサーモンピンクで、上品で清楚な印象です。
現代柄だと濃いめのピンクで、スウィートで可愛い印象になります。
成人式でピンクを選ぶ場合は、可愛くなりすぎないようにするのがポイントです。
さわやかでクールな青色系の振袖
青色は、色のトーンによって知的で落ち着いた印象から優雅で華やかな感じの印象を与えてくれます。
落ち着き過ぎることもなく、さわやかでクールな印象を持つのが青色の特徴です。
青色の振袖を着ている人は少な目ですので、人目を引くこと間違いなしです。
奥ゆかしく大人っぽい紺色系の振袖
近年人気がでてきているのが、紺色の振袖です。
見た目の印象が大人っぽくなる紺は、描かれた柄によって雰囲気が変わります。
派手さを抑え、奥ゆかしさを出したい人におススメです。
神秘的で高貴な紫色系の振袖
紫色は、古来より身分の高い人のみに許された高貴な色になります。
紫色の振袖もピンクと同じで、古典柄か現代柄によって大きく印象が異なります。
古典柄だと高潔で神秘的な印象になります。
現代柄だとゴージャスで艶やかな印象になります。
気品ある艶やかさがお好きな人におススメです。
様々な印象を感じれる個性的な緑色系の振袖
近年紺色と共に人気がでてきているのが、緑色の振袖です。
緑色は色の明るさで印象が変わり、いろいろな着こなしを楽しめます。
さまざまな表情を見せてくれるので、個性を発揮しやすい色といえるでしょう。
清楚で品格のある白色系の振袖
白色は、清楚でふんわりと優しい印象を与えてくれます。
色の中では、似合う人が限られる一番難しい色と言われています。
白は膨張する色なので、細身の人や肌の色が白い方に限られるからです。
難しい色ですが似合えば、はんなりと品格あふれる振袖姿に演出される事まちがいなしです。
格調高く引き締まった雰囲気の黒色系の振袖
スタイルを一番引き締めて魅せてくれるのが、黒の振袖です。
ですが、小柄な人が着るとより一層小柄に見えてしまうので、注意しましょう。
黒い着物は、黒留袖や喪服、黒引き振袖があり格が一番高い色になります。
格調高く、かっこ良く着たい人におススメです。
可憐な女性らしいパステル系の振袖
パステル調の振袖は、ほんわかと女性らしい印象が特徴です。
明るく澄んだ中間色のパステルカラーは、幻想的で可憐な雰囲気を持っています。
顔映りは、色白の人の方が淡い色が映えて綺麗に見えます。
フェミニンな着こなしがお好きな人におススメです。
個性的で優美な雰囲気のミックス系の振袖
個性的な多色使いの振袖は、色柄に奥行きを待たせ、鮮やかな印象になります。
色の境目がはっきりしている場合「染め分け」グラデーションのような色の変化は「ぼかし」と表現されます。
ミックス系の振袖は色の濃淡によって、レトロモダンや華やかで優美な雰囲気に変化します。
生産数が少ないため、誰も着ていないような振袖が好きな個性的な人におススメです。
個性的で優美な雰囲気のミックス系の振袖
振袖は、いろいろな小物をコーディネートすることで、さまざまな変化が楽しめます。
あなたに似合う、あなたらしい色の振袖を是非見つけてください。