年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する初詣。
成人式用にレンタルした振袖が手元にある今、もしかして初詣に振袖を着て行けるチャンスなのでは?
でもレンタル期間中に初詣や同窓会などで、その振袖を着用していいのかな?
初詣に振袖レンタルを着てもいいの?
レンタル期間内でしたら、初詣に着て行っても大丈夫です。
振袖は、未婚女性の第一礼装といわれる一番格の高い着物なので、初詣という日本の伝統行事において、最適な装いといえるでしょう。
華やかな振袖を初詣で身にまとうと、成人式を迎える特別な新年を新しい気持ちや意気込みと共に晴れ晴れしい気分でお迎えできると思います。
ご家族や友達と行ってもよし、彼氏と初詣デートなんかも素敵ですね。
地域にもよりますが、成人式用に振袖をレンタルされた方は、お正月の時期には、振袖がすでに自宅にある方も多いのではないでしょうか?
振袖レンタルは、通常成人式の日だけをレンタルするのではなく、前撮りなどの期間を考慮して、長期間のレンタルが一般的です。
レンタル期間内であれば、振袖を何回着用しても大丈夫です。
初詣で振袖を着る時の注意点は?
着物のマナーやしきたり
初詣は、他の式典とは違って形式や格式など堅苦しいマナーなどがないため、振袖デビューするのにピッタリなイベントです。
振袖レンタルのセットをそのまま着用する事ができます。
【汚さないように気をつけましょう】
成人式間際になりますので、汚してしまうとクリーニングが成人式に間に合いません。
特に手水舎やトイレ、階段などは、振袖を濡らしてしまったり汚しやすい場所になりますので注意しましょう。
【着付けの予約】
初詣に出掛けたいお正月の三が日は、美容室が年末年始でお休みの場合があります。
あらかじめ営業している美容室を調べて予約しておきましょう。
【防寒対策】
初詣に行き風邪を引いて、成人式に行けなかったなんてことになると本末転倒です。
振袖は暖かいとはいえ、とても寒い時期になりますので、防寒対策はしっかりして行きましょう。
ショールは成人式だけのイメージがありますが、実は首元の防寒対策としてのものになりますので、初詣でもぜひ着用してくださいね。
振袖レンタル中に初詣以外の着用機会はあるの?
振袖が手元にあれば初詣以外に、振袖を着る機会は少なからずあります。
同窓会
特に私学の方に多いのが、高校の同窓会です。
私学の中学校や高校に通われていた方は、地元の成人式に参加しても、知り合いがほとんどいない場合があり、高校で成人式同窓会を開催してくれる学校があります。
成人式の日に開催する学校もあれば、地元の成人式にも出席できるよう成人式とは別の日に行う学校があります。
レンタルの期間内であれば、成人式とは別の日で開催される高校の成人式同窓会で振袖レンタルを着用する機会に恵まれるでしょう。
結婚式
タイミング次第ですが、振袖のレンタル中に友人や親戚の結婚式に招待されるケース。
もし、招待されたら迷わず振袖を着てみてはいかがでしょうか、式が華やかになり、きっと喜んで頂けますよ。
三十三間堂の通し矢
弓道をされている方でしたら、毎年1月中旬の日曜日に行われる京都の三十三間堂「大的全国大会」です。
全国から弓道の有段者が集まって、約60m先の的を競射するもので、若い女性は振袖に袴を着用します。
振袖をレンタル中であれば、袴をあわせて着用ができる機会ですね。
新年のご挨拶
今ではあまり聞きませんが、昔はお正月に親戚一同が集まって新年のご挨拶をしていました。
今でもそういう風習があるご家庭では、振袖を着てご挨拶できるチャンスかもしれませんね。
家の中なら、振袖を汚す心配もないので、着用しやすい機会かと思います。
まとめ
振袖をレンタルしている間に、着る機会があれば着用しても全く問題ありません。
レンタルした振袖は、期間が過ぎると返却しなければなりません。
少しでも多く、着用の機会に恵まれたら是非、振袖を楽しんで下さい。
普段の洋服とはまた違った感覚ができるので、とても良い経験になることでしょう。