私服の高校・大学・短大・専門学校の卒業式で、着用する袴と振袖のおしゃれコーディネートをご紹介です。
振袖と袴の組み合わせは数あれど、卒業式では意外と他の人とかぶってしまう事が多々あります。
というのも、卒業袴セットとして振袖や袴、小物等の組み合わせが選べない店があるからです。
ポイントは、コーディネートを自由に選べるお店を見つける事です。
他の人とは違った自分らしいおしゃれコーデを見つけるための参考にしてみてください。
振袖と袴の種類
卒業式の袴コーディネートを考えた場合、まず振袖の方から選んでいきます。
振袖の種類としては、『袴用二尺袖』『中振袖』『本振袖』があり、それぞれ袖の長さが違います。
二尺袖
袖と身丈が短く、簡易に着付けができる利点がありますが、ポリエステルの量産品がほとんどで、卒業式では約8割の方が二尺袖を着用しています。
全体に柄がある可愛い系やカッコイイ系など、派手めの小紋柄が多く、最近ではレトロ柄なども流行しています。
中振袖
成人式のレンタル振袖やお母様の時代の振袖で、高品質な正絹の振袖が多く、袖が長いのが特徴です。
振袖のため豪華さがあり、袖長スタイルは卒業式でかぶる事はほとんどありません。
本振袖
本振袖は、振袖を購入して自分の寸法に仕立てた場合の袖丈になります。
自分の振袖をお持ちの方は、袴と半幅帯をレンタルして、本振袖の正式なスタイルで卒業式に出席されます。
『中振袖』と『本振袖』の柄付けは同じなので、袴の組み合わせ方も同じになります。
袴の選び方
基本的には、振袖が暖色系の色だとは袴は寒色系、振袖が寒色系だと袴は暖色系にして、反対色の組み合わせでメリハリをつけます。
しかし、個性的な組み合わせとして、同色同士を合わせるのもおしゃれなコーディネートです。
振袖が白やクリーム色など、淡い色は何色の袴でも合わせやすくなります。
振袖が正統派な古典柄の場合は、袴を無地にして正式なスタイルの組み合わせがオススメです。
袴スタイルに、小物の組み合わせ方
重ね衿や半幅帯の色は、成人式のコーディネートと同じく挿し色として映える物を選びましょう。
重ね衿と半幅帯の色は揃えずに、別々の色を組み合わせるのが、おしゃれです。
足元は、ブーツ派と草履派にわかれますが、歩きやすさや成人式と違った雰囲気を楽し見たい場合はブーツがおすすめです。
和装らしく、はんなりとした雰囲気がお好みでしたら、草履がお勧めです。
また、髪飾りなども成人式で使用したものを使うのもありですし、別の髪飾りを購入される場合は、小さめのものがおすすめです。
まとめ
卒業式も成人式と同じように、振袖や袴は早い者勝ちです。
見に行く時期は、就活や卒論などの兼ね合いもありますが夏休み前頃がタイミング的におススメです。
自分らしい素敵な袴姿で、大人への旅立ちをお披露目してください。