成人式に着ていく振袖の中で、定番の色である「赤」
実は、着ている人が多い赤は、おしゃれなコーディネートで個性が発揮できるんです!
振袖は、小物の合わせ方によって見映えが変わりコーディネートが楽しめるのが特徴です。
袋帯・帯締め・帯揚げ・重ね衿・刺繍衿・髪飾りなど全体のバランスを考えながら自分の振袖に合った素敵なコーディネートでオシャレを楽しみましょう。
赤色の古典柄振袖
大胆な熨斗柄にある黒のラインを帯締めに、挿し色として入れる事で、統一感が出ています。
全体の色数が少ない為、重ね衿と帯揚げを同色でまとめ、色を入れ過ぎないように振袖の雰囲気を上手に引き出しています。
可愛い古典柄の雰囲気に合わせて、刺繍衿をプラスして華やかさが増しています。
袋帯は、金系の色に振袖と似た柄にする事で、全体のコーディネートがまとまっています。
大人っぽい重めの古典柄ですが、今風の飾り付き帯締めをする事で、モダンさもプラスされています。
髪型や髪飾りも艶っぽい雰囲気で、お顔立ちや振袖にも、とても良く似合っています。
朱赤に白と金だけのシンプルな振袖には、小物も色を足さずに振袖の地色や柄の色だけでまとめる上品なコーディネートがおススメです。
帯締めも平織りで、より気品あるコーディネートに仕上がっています。
赤色の新古典柄
華やか雰囲気の新古典柄は、小物も色数を足して全体の印象を明るくしていきましょう。
やわらかい印象の袋帯は、振袖とのバランスもよく綺麗にまとまっています。
赤と白のコントラストが綺麗な新古典柄の振袖は、小物や刺繍衿も可愛い感じでまとめると統一感が出ます。
キュートな印象になるように髪型や髪飾りも個性的な感じにチャレンジしてみましょう。
袋帯や髪飾り、帯締めなどを伝統的な古典系に揃える事で、振袖の可愛さに上品さがプラスされています。
可愛くなりすぎないようにする事がポイントです。
赤色のモダン柄
大人可愛いセレブスタイルの振袖は、小物もゴージャスな物をチョイスしましょう。
ネックレスやブレスレット、パンプスなど現代風の斬新な着こなしで、クールモダンな印象になります。
大胆なバラに、振袖の柄としては珍しいヒョウ柄があしらわれていますので、クールモダンなコーデで攻めていきましょう。
小物の色は振袖に入っている色からまとめ、素材感の違いでアクセントをつけると綺麗です。
赤色の大正ロマン
幾何学模様の個性的な振袖には、小物もストライプやドットで全体の雰囲気を整えましょう。
エレガントな帽子で可愛いだけじゃない大人可愛いスタイルを表現しています。
振袖の柄と帯の柄を合わせた統一感のあるコーディネートです。
帯揚げの黄色が挿し色として全体の印象を明るくするポイントになっています。
変わり小物
筥迫(はこせこ)というものをご存知でしょうか?
江戸時代に武家の娘が持っっていた鼻紙入れのことで、現代でも和服の花嫁が持つ装身具です。
現代では化粧ポーチのような感覚で成人式で持つ人も稀にいらっしゃいます。
花嫁用ではなく、成人式用の筥迫なら仰々しい印象にならず周りの人が持っていない小物使いとして、おススメです。
まとめ
今では昔と違って、色んな小物の種類がありコーディネートの幅は無限大。
成人式に赤の振袖を自分らしいコーディネートでおしゃれに着こなし、素敵な思い出を作ってくださいね。