妹様がいるご家庭は、成人式の振袖を購入して姉妹で兼用しようか、各々レンタルにしようか、かなり迷われると思います。
損得だけで考えると、成人式の振袖レンタルセットが約20万円
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学生さんの場合は、次に卒業袴レンタルセット約6万円
だとすると、おひとり約26万円かかることになります。
姉妹の場合、×2人分かかるので、合計約52万円になります。
同じお金を使うなら購入して自分の物になる方が得にはなりますよね。
しかし、好みの違いであったり、サイズの問題であったりと悩みはつきません。
ここでは、ご姉妹様で振袖を兼用する為のポイントを詳しく解説させて頂きますので、ご参考頂ければと思います。
兼用するために問題点はないのだろうか?
まず、兼用で1枚購入する場合、姉妹の体型が兼用可能な範囲なのかを考える必要があります。
・ 手の長さにもよりますが、身長差が約7cmぐらいまで
・ ヒップのサイズが約6cmぐらいまで
この2つの条件は必ずクリアする必要があり、できない場合は兼用は、おススメできません。
また、2人の好みが違うので、振袖を見に行っても2人が同じ物を選んでくれるかどうか心配というお声もよく耳にします。
兼用で選んでもらうコツは、姉妹で歩み寄りながら振袖を選ぶ事も大切ですが、重要なのは無難な色にする事です。
購入すると、着る機会があれば毎回振袖を着用して元を取る必要があるので、違う振袖を着るという選択肢はありません。
妹さんが着用するまで少し年数がある事や、結婚式にお呼ばれした時なども考え、あまり変わった色の振袖を選ばないようにおススメしています。
成人式では絶対に誰も着ていないだろうと極端に個性的な振袖を選んでしまうと、先で着る機会があった時にとまどってしまう場合があるからです。
先の事を考え、どこに着て行っても褒めてもらえるような振袖を選ぶ事がポイントです。
また、重ね衿や帯締めなどの小物をご姉妹様で変える工夫をすれば同じ振袖でも違った雰囲気を楽しめます。
以上の条件で、予算内に素敵な振袖が見つかればその都度、振袖選びや店選びなどの手間が省け、お互いの結婚式でも着用できます。
いざ、振袖を見に行く時期になってもみんなの予定を合わせるのが意外と大変です。
片っ端からお店を見て回る時間が取れないと思いますので、お店選びは慎重にしてください。
お店選びのポイントは、着物の品質や価格は当然ですが大事なのは、アフターサービスの有無です。
ご姉妹様で兼用される場合、成人式と卒業式で繰り返し着用する事になり、クリーニング代もかかってきます。
アフターサービスの付いているお店だと着用後の心配もいりませんので、おススメです。
まとめ
姉妹それぞれが振袖をレンタルすると費用もかかり、手元に残らないお金の使い道となりますので、本音を言えば予算内で、2人が似合う振袖があれば兼用で購入したいと考えているご家庭が多くいらっしゃいます。
まずは振袖店で、ご姉妹の好みや顔映りをお気軽にお試しくださいませ。